[Excel関数] OFFSET – 指定された行数・列数だけシフトした位置にあるセル範囲の参照を返す -検索/行列関数-
公開日:
:
最終更新日:2015/08/22
カテゴリ: 02-2_Excel関数説明
タグ: Excel関数, OFFSET, 検索/行列関数
動作確認環境
Windows7
Excel: 2007
説明
セルまたはセル範囲から指定された行数と列数だけシフトした位置にあるセル範囲の参照を返します。
書式
1 2 |
OFFSET(基準, 行数, 列数, [高さ], [幅]) |
・基準: 必須。 オフセットの基準となるセルを指定します。
・行数: 必須。 移動する行数を指定します。正の時に右方向、負の時に左方向です。
・列数: 必須。 移動する列数を指定します。正の時に下方向、負の時に上方向です。
・高さ: 省略可能。 移動した先で”高さ方向(行方向)”の範囲を指定します。
・幅: 省略可能。 移動した先で”幅方向(列方向)”の範囲を指定します。
使用方法
高さ、幅がそれぞれ1,1又は省略されたとき
高さ、幅がそれぞれ1より大きい時
移動先のセルから、指定された”高さ””幅”のセル範囲を返します。
複数のセルを返すので、
『=OFFSET(B2,3,2,2,2)』
の答えは「#VALUE!」になってしまいます。
そこで例えば、複数セルの合計
『=SUM(OFFSET(B2,3,2,2,2))』
を計算すると
「D5:E6」の合計値が返されます。
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