[Excel関数] INDEX – テーブルまたはセル範囲にある値、あるいはその値のセル参照を返します。-検索/行列関数-
公開日:
:
最終更新日:2015/07/20
カテゴリ: 02-2_Excel関数説明
タグ: Excel関数, INDEX, 検索/行列関数
動作確認環境
Windows7
Excel: 2007
説明
テーブルまたはセル範囲にある値、あるいはその値のセル参照を返します。
INDEX 関数には、配列形式とセル範囲形式の 2 種類があります。
[MSDNより]
書式
配列形式
1 2 |
INDEX(配列, 行番号, [列番号]) |
・配列: 必須。セル範囲または配列定数を指定します。
・行番号: 必須。配列の中の、値を返す行を数値で指定します。行番号を省略した場合は、必ず列番号を指定する必要があります。
・列番号: 省略可能。配列の中の、値を返す列を数値で指定します。列番号を省略した場合は、必ず行番号を指定する必要があります。
セル範囲形式
1 2 |
INDEX(参照, 行番号, [列番号], [領域番号]) |
・参照: 必須。1 つまたは複数のセルの参照を指定します。
複数の領域を指定する場合は括弧「()」で囲み、それぞれをカンマ「,」で区切ります。
・行番号: 必須。範囲の中の、セル参照を返すセルの行位置を数値で指定します。
・列番号: 任意。範囲の中の、セル参照を返すセルの列位置を数値で指定します。
・領域番号: 省略可能。範囲が複数ある場合、調べる領域を指定します。 カンマで区切った範囲が1, 2・・・と順にナンバリングされます。
使用方法
配列形式
①囲んだ領域の、②行と③列で囲まれたセルの値「80」が返されます。
行を省略した場合です。
①囲んだ領域の、②列で囲まれたセルが配列「90, 80, 100」として返されます。
配列であるが故に一つのセルでは表示できないので、ここでは合計(SUM)することで結果を確認しています。
セル範囲形式
複数のセルを指定した場合です。
ここで
一つ目のセル範囲は①「C9:G11」です。これが領域範囲「1」にあたります。
二つ目のセル範囲は②「C14:G16」です。これが領域範囲「2」にあたります。
この例では、領域範囲「2」の「二行目(②)」と「三列目(③)」で囲まれたセルを返します。
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